
次のデートは決まるのに、結婚の話だけは進まない。収入や将来の暮らしを聞きたいけれど、「条件で選んでいる」と思われたくない。マッチングアプリで、そんな迷いを抱えていませんか。
気軽に出会えることと、安心して関係を進められることは別です。相手を知るための確認から、合わなかったときの別れ話まで、自分たちで判断する場面があります。
婚活では「出会えるか」だけでなく、「何を確認できるか」「困ったときに誰が間に入るか」まで見ておくことが必要です。
この記事では、公的資料や実際の相談投稿をもとに、マッチングアプリに伴う危険や交際上の問題を整理します。最後に、条件確認・交際中の相談・交際終了を支える、結婚相談所の仕組みを紹介します。
- 出会うことと、相手の身元や暮らしを確認することは違う
- 本人確認で何が分かるのかを確かめる
- 「結婚したい」の意味まで一致しているとは限らない
- 年収や結婚後の話を聞くと「条件目当て」と思われる難しさ
- 数回デートしても、年収を聞くことにためらう投稿
- 聞く側の真剣さが、聞かれる側には警戒材料になる
- 好きになってから将来の条件が合わないと分かる
- 住まい・仕事・親との同居で生活は変わる
- 条件の確認は、相手を値踏みすることではない
- 好意を利用した金銭要求やロマンス詐欺に注意する
- 2025年のSNS型ロマンス詐欺は5,645件
- お金の話が出たら、二人だけで決めない
- 束縛・監視・性的な強要を「愛情」で片付けない
- 相手の反応が怖くて行動を変えていないか
- 交際していても、嫌なことは断ってよい
- 別れ話で引き止めや脅しが起こることがある
- 公的な相談報告に記録された、離れられない悩み
- 危険がない場合は短く明確に、怖い場合は安全を優先する
- 別れた後にも連絡や個人情報の問題が残る
- 写真や位置情報は、共有した後のことまで考える
- しつこい連絡や脅しは記録を残して相談する
- アプリの通報窓口と、交際中に相談できる仲人の違い
- 違反の報告と、二人の認識のすり合わせは別の支援
- 何も決められない段階でも、状況を整理できる
- 結婚相談所では、身元と将来の条件を確認しながら進める
- 独身証明書などで確認する仕組み
- 条件を聞きにくいときも、仲人が確認を促す
- 交際終了後の連絡禁止と、共通ルールが支える安心
- 終了の意思は担当者が仲介し、その後の直接連絡は禁止
- 弁護士確認済みの書類と、組織の運営基盤
- 札幌・全国オンラインで、これからの婚活を整理する
出会うことと、相手の身元や暮らしを確認することは違う

写真の印象がよく、メッセージも丁寧。会ってみても会話が楽しい。それでも、相手の独身状況や現在の働き方、結婚への考え方まで確認できたとは限りません。
本人確認で何が分かるのかを確かめる
「本人確認済み」という表示を見たら、そのサービスが何の書類を使い、何を確認しているのかまで見てください。本人であることの確認と、独身であることや収入額の確認は、同じではありません。
サービスごとに確認方法は異なります。表示だけで「結婚に必要な情報は全部確かめられている」と受け取らず、独身証明や収入証明の制度があるかも利用前に調べましょう。
プロフィールに書かれていないことを、すぐに嘘と決めつける必要はありません。ただし、分からない部分を好意だけで埋めてしまうと、後から確認し直す負担が大きくなります。
「結婚したい」の意味まで一致しているとは限らない
結婚を希望する人同士でも、「よい相手がいればいつか」と「一年以内を目安に進めたい」では、時間の感覚が違います。言葉が同じでも、次に取る行動は変わってきます。
結婚願望があるかだけでなく、いつ、どんな暮らしを望んでいるかまで話せることが重要です。相手の答えと、実際に話し合いを進める姿勢の両方を見ていきましょう。

年収や結婚後の話を聞くと「条件目当て」と思われる難しさ

結婚を考えるなら、お金や住まいの話を避け続けることはできません。しかし、知り合って間もない相手に収入や資産を尋ねると、「自分より条件に興味があるのでは」と受け取られる場合があります。
数回デートしても、年収を聞くことにためらう投稿
Yahoo!知恵袋には、アプリで数回デートした相手の年収欄が「その他」となっており、気になっているという相談が投稿されています。投稿者は、今すぐ結婚するつもりではなくても、長く付き合った先を考えると収入が気になると説明しています。
投稿の要旨を整理すると、「お金だけで選びたいわけではない。でも将来の暮らしを考えると知っておきたい」という迷いです。匿名の個人投稿であり、相手の実際の収入や、その後の交際結果は確認されていません。
聞く側の真剣さが、聞かれる側には警戒材料になる
IBJ Matchingの婚活パーティー向け解説でも、年収を聞かれたことで収入重視だと感じ、気持ちが冷める男性がいると説明されています。これはアプリ利用者全体の調査ではありませんが、確認の意図が伝わらない場面を考える材料になります。
出典:IBJ Matching・プロフィールに年収を書かない男性の心理
「将来を真剣に考えているから聞きたい」と「まず自分自身を知ってほしい」。どちらの気持ちも、相手に説明しなければ伝わりません。
聞きたいことを我慢し続けるのも、初対面から質問攻めにするのも、すり合わせにはつながりません。自分の希望を伝えながら、相手も答えられる範囲で確認する順番が必要です。
好きになってから将来の条件が合わないと分かる

相手に重いと思われたくなくて、結婚の話を後回しにする。その間に気持ちが深まると、違いに気づいても簡単には離れられなくなります。別れの難しさは、別れ話をする瞬間だけの問題ではありません。
住まい・仕事・親との同居で生活は変わる
例えば、一方は札幌で今の仕事を続け、夫婦二人で暮らしたい。もう一方は結婚後に地元へ戻り、親との同居を希望しているとします。これは違いを説明するための想定例で、実際の会員事例ではありません。
デートが楽しくても、このままでは同じ生活を描けません。転居が必要なら仕事をどうするか、同居を望まない場合は別の住まいを検討できるか。気持ちだけでは決まらない話です。
「付き合っていれば、そのうち分かってくれる」と待つより、譲れることと譲れないことを言葉にする方が、双方の判断材料になります。
条件の確認は、相手を値踏みすることではない
収入、貯蓄や借入れ、家計の分担、子ども、親との関わり方。どれも、結婚後に二人が向き合う生活の話です。金額や希望を一方的に聞き出すのではなく、自分の事情も共有する姿勢が欠かせません。
好きという気持ちと、一緒に暮らせる条件の両方を確認してよいのです。必要な話を避けなければ続かない関係なのか、少しずつなら話し合える関係なのか。そこも相性を考えるポイントになります。
好意を利用した金銭要求やロマンス詐欺に注意する

「二人の将来のために投資しよう」「困っているので一時的に助けてほしい」。親しい相手からの言葉は、広告や知らない人の勧誘より受け入れやすくなるかもしれません。だからこそ、好意とお金の判断を分ける必要があります。
2025年のSNS型ロマンス詐欺は5,645件
警察庁の2025年(令和7年)の確定値では、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は5,645件、被害額は546.4億円でした。前年と比べ、件数は47.6%、被害額は36.3%増加しています。
指標 | 2025年の確定値 |
|---|---|
SNS型ロマンス詐欺の認知件数 | 5,645件 |
被害額 | 546.4億円 |
認知件数の前年比 | 47.6%増 |
この数字は全国のSNS型ロマンス詐欺についての警察統計です。マッチングアプリだけの被害件数でも、利用者が被害に遭う確率でもありません。2026年6月5日公表の確定値を参照しています。
出典:警察庁・令和7年の特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等
お金の話が出たら、二人だけで決めない
Pairsも公式にロマンス詐欺への注意を呼びかけ、相手の突然の不幸やトラブルを理由に金銭を求められても、すぐに応じないよう案内しています。
相手への信頼を示すために送金する必要はありません。投資、商品購入、貸付けの判断は、その場で止めて第三者に相談する。急がせる、秘密にするよう求める、断ると愛情を疑う場合は、やり取りを保存し相談してください。
束縛・監視・性的な強要を「愛情」で片付けない

「好きなら居場所を教えて」「付き合っているのだから断らないで」。相手を大切にしたい気持ちから、自分の不快感を後回しにしてしまうことがあります。しかし、交際していても、お互いの意思や行動の自由を尊重する必要があります。
相手の反応が怖くて行動を変えていないか
内閣府は、相手を所有物のように扱い、思いどおりに動かそうとすることを、交際相手への暴力であるデートDVとして説明しています。殴る・蹴るといった行為だけを考えていると、支配的な関わりを見過ごしてしまいます。
友人と会うことを責められる、返信が遅れると怒鳴られる、嫌だと言えずに予定を変える。こうした出来事があれば、「自分がもっと上手に振る舞えばよい」と一人で引き受けないでください。
交際していても、嫌なことは断ってよい
同意しない性的な行為や撮影を、交際相手だからという理由で受け入れる必要はありません。断ったときに尊重されるかどうかは、関係を続けるうえで重要な点です。
相手を怒らせないために我慢する状態と、安心して付き合える状態は違います。恐怖や強要がある場合は、一般的な恋愛のすれ違いとして扱わず、専門の相談窓口につなげましょう。
別れ話で引き止めや脅しが起こることがある

別れたいと伝えるのは、普通の関係でも負担が大きいものです。相手が納得しないと話が終わらず、説明を重ねるほど疲れてしまう場合もあります。相手への配慮と、自分の意思を曖昧にしないことを両立させましょう。
公的な相談報告に記録された、離れられない悩み
内閣府の令和2年度DV相談プラス事業報告書には、別れを切り出すと危害や自傷、性的画像の拡散をほのめかされ、離れる行動を取れずにいる相談事例が記録されています。
これは交際全般の相談事例であり、アプリでの交際ほど起きやすいという比較データではありません。ただ、別れを当人同士だけで解決するのが難しい場面があることは分かります。
危険がない場合は短く明確に、怖い場合は安全を優先する
脅しなどのない関係であれば、次のように意思を明確にします。以下は記事用の例文で、実際の相談者の発言ではありません。
一緒に過ごした時間には感謝しています。ただ、これから交際を続けることはできないと考えています。お付き合いはここで終わりにしたいです。
「今は忙しい」「しばらく考えたい」だけでは、再開の余地があると受け取られることもあります。結論を決めているなら、期待を持たせるための理由を付け足さない方が伝わります。
一方、脅しや恐怖がある場合は、この例文を送れば解決するとは考えないでください。最後に二人で会うことより、先に相談し、安全な対応を考えることを優先します。
別れた後にも連絡や個人情報の問題が残る

アプリ上でつながりを解除すれば、すべて終わるとは限りません。相手が住所や勤務先、別のSNSのアカウントを知っている場合は、その後の接触に不安が残ります。
写真や位置情報は、共有した後のことまで考える
警察庁は、元交際相手等への位置情報の無断取得を含むストーカー問題について情報を公開しています。また、性的画像を本人の同意なく公開する行為によって、長く精神的苦痛が続く被害も報告されています。
出典:警察庁・ストーカー対策、令和7年警察白書・人身安全関連事案
自宅が分かる写真、毎日の通勤経路、私的な画像などは、関係が変わった後に取り戻すのが難しい情報です。親しくなったから何でも共有するのではなく、自分が渡したくない情報には線を引いてよいのです。
しつこい連絡や脅しは記録を残して相談する
メッセージや着信の日時、内容、相手のアカウント情報などは、相談時に状況を伝える助けになります。すぐに返信して説明を続けるより、まず安全な場所で記録を整理してください。
緊急でない警察への相談には「#9110」が案内されています。身の危険が迫る緊急時は110番です。性暴力の相談先として、全国共通番号「#8891」もあります。
アプリの通報窓口と、交際中に相談できる仲人の違い

アプリにも本人確認や通報、相談の仕組みがあります。例えばPairsは、迷惑行為や悪質な利用者の報告を受け付け、暴力や詐欺の被害は警察への相談も案内しています。
違反の報告と、二人の認識のすり合わせは別の支援
「相手は結婚の話を避けるが、どう切り出せばよいか」「嫌なことがあったけれど、相手にどう伝えるか」。こうした交際途中の悩みは、規約違反の通報とは性質が異なります。
仲人型の結婚相談所では、交際の報告や相談を受け、共有された情報をもとに、気持ちや希望の違いを整理します。仲人が二人のすべてを知っているわけではありませんが、継続して相談できる担当者がいます。
何も決められない段階でも、状況を整理できる
相談するときは、「相手はひどい人か」と結論を求めるより、何が起き、どう感じ、どうしたいのかを伝えてみてください。具体的な出来事を共有すると、確認すべきことが見えやすくなります。
続けるか別れるかを一人で決め切ってからでなくても、相談できる。この途中の支援があることは、恋愛に慣れていない方や、相手に遠慮しがちな方にとって意味があります。
結婚相談所では、身元と将来の条件を確認しながら進める

結婚生活の話を聞くことに遠慮しすぎて、必要なことまで曖昧にしない。Re:Start Sapporoでは、仲人が交際段階に合わせた確認を促します。結婚を目的とする出会いだからこそ、生活の話を進めることが活動の一部になります。
独身証明書などで確認する仕組み
IBJでは独身証明書などの提出が必要で、原則として写真付き本人確認書類も求められます。収入証明書などについても提出の案内があり、必要書類や対象は相談所によって異なります。
自己申告だけで進めず、書類で確認する部分がある点は具体的な強みです。ただし、資産や借入れ、支出のすべてまで一律に確認済みという意味ではありません。結婚後の家計については、交際中にも話し合います。
条件を聞きにくいときも、仲人が確認を促す
IBJのプロフィールには、家族との同居や、お金の使い方、家事・育児分担などを確認できる仕組みがあります。言いづらいことをカウンセラーを通じて確認する支援も、公式の婚活の流れで案内されています。
確認すること | 話し合う内容の例 |
|---|---|
お金・働き方 | 家計分担、貯蓄や借入れ、結婚後も仕事を続けるか |
住まい・家族 | 住む地域、転居、親との同居や援助の希望 |
将来の時期 | 結婚の目安、子どもの希望、話し合いを進める予定 |
条件を確認することは、相手を値踏みすることではなく、二人が納得して暮らせるかを確かめることです。聞く順番や伝え方も相談しながら進められます。
交際終了後の連絡禁止と、共通ルールが支える安心

会ってみて合わないと分かることはあります。重要なのは、その後をどう終えるかです。IBJの結婚相談所には、交際終了を当人同士だけのやり取りに任せないルールがあります。
終了の意思は担当者が仲介し、その後の直接連絡は禁止
IBJでは、交際終了の意思を担当カウンセラーに伝え、担当者を通して相手にお断りをします。終了後は連絡先を削除し、相手へ直接連絡することも禁止されています。
「もう連絡しないでほしい」という個人のお願いだけでなく、活動ルールとして線引きされているのです。終了後にも連絡が続けば、記録を残して所属相談所へ伝え、対応を相談できます。
この仕組みは、別れの言葉を一人で考え、相手の反応を受け止め続ける負担を減らします。脅しや犯罪の疑いがある場合は、相談所への連絡とともに警察などの専門窓口を利用してください。
弁護士確認済みの書類と、組織の運営基盤
IBJは東証プライム市場の上場企業です。加盟相談所向けには、弁護士が確認した入会規約・契約書・重要事項説明書などを提供しています。
担当者の経験だけに頼らず、共通ルールや法的確認を経た書類に基づいて運営する基盤があります。これは、会員個人の紛争をIBJの弁護士が必ず代理するという意味ではありません。
書類で確認し、将来の条件を話し合い、交際中の違和感を相談し、合わなければ担当者を通じて終了する。出会いの数に加え、この一連の支援があることが、結婚相談所を選ぶ理由になります。
札幌・全国オンラインで、これからの婚活を整理する
マッチングアプリでの交際やお断りに疲れた方、必要な条件を聞けずに迷っている方は、Re:Start Sapporoの無料相談で、これからの進め方を整理してみませんか。
希望する年齢・地域・暮らし方などを伺い、IBJでご希望に合う候補の人数や写真・プロフィールを確認できます。検索上の候補人数と、お見合いが成立する人数は異なりますが、入会前に具体的な相手像を考える材料になります。
全国からZoomで相談でき、札幌での来店相談にも対応しています。まだ入会を決めていない段階でもご相談ください。無理な勧誘はありません。











