再婚・お子様のいる方の婚活は、本人同士の気持ちだけでは進められません。親としての責任、子どもの生活、元配偶者との距離、住まい、家計、家族への説明。考えることが多いからこそ、慎重になるのは自然です。
子どもがいる婚活では、「自分が幸せになってよいのか」と悩む方もいます。子どもを優先すべきではないか、相手に負担をかけるのではないか、再婚で子どもが傷つくのではないか。こうした不安は、親として真剣に考えているからこそ出てくるものです。
目次
子どもがいる婚活では、恋愛と生活を分けて考える
まず大切なのは、恋愛感情と生活の現実を分けて見ることです。相手を好きになることは大切です。しかし、子どもがいる場合、その相手が子どもの生活にどう関わるかも考える必要があります。
すぐに子どもに会わせる必要はありません。むしろ、交際初期は大人同士の関係を確認する段階です。相手が誠実か、結婚意思があるか、子どもの存在を尊重できるか、親としての責任を理解できるか。ここを見ないまま子どもを巻き込むと、子どもの心が揺れます。
子どもを大切にすることは、自分の人生を止めることではありません。親が安心できる関係を持つことも、長い目で見れば家庭の安定につながる場合があります。ただし、順番と伝え方が重要です。
相手に求めるべきなのは、すぐ親になることではない
再婚相手に、最初から親の役割を求めすぎると関係は苦しくなります。相手は子どもを大切にする必要がありますが、すぐに父親や母親として振る舞えるわけではありません。子どもにとっても、急に新しい大人が家族になることは大きな変化です。
大切なのは、相手が待てる人かどうかです。子どものペースを尊重できるか、親子の関係に無理に入り込まないか、元配偶者との事情を理解できるか。優しさだけでなく、距離感の成熟が必要になります。
また、子どもがいる側も、相手に感謝しすぎて自分を低く見積もる必要はありません。子どもがいることは結婚の前提であり、隠す欠点ではありません。その前提を尊重できる相手かどうかを見ることが大切です。
元配偶者や家族との距離も、早めに整理する
子どもがいる再婚では、元配偶者との関係が完全に切れない場合があります。面会交流、養育費、学校行事、緊急時の連絡。これらは新しい相手にとっても関係する情報です。
すべてを最初から細かく話す必要はありませんが、結婚を考える段階では誠実に共有する必要があります。曖昧にしたまま進めると、後で不信感につながります。相手が受け止められるかどうかも、再婚の重要な相性です。
親族への説明も同じです。子ども、親、兄弟姉妹、それぞれに気持ちがあります。全員の賛成を最初から得ることは難しいかもしれませんが、無理に押し切るより、段階的に理解を作ることが大切です。
相談所では、子どもの生活を含めて婚活を設計する
再婚・お子様のいる方に相談所が向いている場合があるのは、前提を整理しやすいからです。子どもの有無、年齢、同居状況、元配偶者との距離、再婚への希望。これらを隠さず、かつ相手に伝わる形で整えます。
Re:Start Sapporoでは、子どもがいる婚活を、本人の恋愛だけとして扱いません。親として守りたい生活と、これから作りたい関係の両方を見ます。焦って進めることより、安心して話せる相手を選ぶことが大切です。
再婚・お子様のいる方の婚活は、難しいから諦めるものではありません。慎重に進めるべき婚活です。子どもの生活を守りながら、自分もこれからの人生を大切にする。その両方を扱える場所で活動することが、再婚婚活の土台になります。
子どもの年齢によっても、進め方は変わります。幼い子どもなら生活の安定と安心できる大人の存在が重要です。思春期の子どもなら、親の恋愛や再婚に複雑な感情を持つことがあります。成人した子どもでも、親の再婚を喜ぶ場合もあれば、戸惑う場合もあります。年齢に応じて、説明の仕方とタイミングを変える必要があります。
相手への伝え方も大切です。子どもがいることを申し訳なさそうに話す必要はありません。ただし、相手が関わる可能性のある現実は誠実に伝える必要があります。同居しているのか、面会交流があるのか、元配偶者との連絡があるのか、再婚後にどんな生活を考えているのか。こうした情報は、相手を試すためではなく、安心して関係を作るために必要です。
子どもがいる婚活では、急いで相手に理解者になってもらおうとしすぎないことも大切です。相手にも考える時間が必要です。親としての自分を尊重してほしいなら、相手がその現実を受け止める時間も尊重する。その相互性がある関係なら、再婚後の生活も話し合いやすくなります。
親が幸せを求めることは、子どもをないがしろにすることではありません。大切なのは、子どもの生活を守ることと、自分の人生を諦めないことを両立させる姿勢です。罪悪感だけで婚活を止めると、親自身の孤独が深くなることもあります。子どもにとっても、親が落ち着いた関係を持つことが安心につながる場合があります。
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参考資料
Pew Research Center|Remarriage in the U.S.
U.S. Census Bureau|Marriage and Divorce Data
Laurenceau et al.|Intimacy as an interpersonal process
この記事を書いた人

茂野 健(Kenny.S)
Re:Start Sapporo 婚活カウンセラー
札幌の婚活市場、地域の生活感、写真とプロフィールの見せ方、そして相談者の気持ちの揺れを一緒に整理しながら、その方に合う婚活の進め方を考えています。
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