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婚活で「好きになれない」相手と結婚してもいいのか?

婚活で「好きになれない」相手と結婚してもいいのか?

2026/6/22

更新

婚活で「好きになれない」相手と結婚してもいいのか。この問いは、とても繊細です。相手は誠実で、条件も悪くなく、会話も普通にできる。それでも恋愛感情が強く湧かない。そんな時、自分の心が冷たいのではないか、年齢的に贅沢を言っているのではないかと悩む方がいます。

この記事を読むと分かること

  • 婚活で「好きになれない」相手と結婚してもいいのか?で迷いやすいポイントを整理できます
  • 札幌で婚活を進める時に見落としやすい現実を確認できます
  • 男女の心理差と距離感の見極めを、具体例から考えられます
  • 結婚相談所で相談する時に何を共有すればよいか分かります

まず言えるのは、好きになれない感覚を無視して結婚を決める必要はないということです。ただし、その「好きになれない」が何を意味しているのかは丁寧に見る必要があります。恋愛的な高揚がないのか、安心感がないのか、相手への尊敬がないのか、過去の経験から心が慎重になっているのか。それぞれ意味が違います。

目次

恋愛感情の強さだけで結婚を判断しない

婚活では、恋愛の高揚感が最初から強く出るとは限りません。特に大人の婚活では、仕事、家族、過去の経験、生活の現実があるため、若い頃のように一気に気持ちが動かないことがあります。

だからといって、感情を軽視してよいわけではありません。大切なのは、強いときめきがないことと、安心感や尊敬がないことを分けることです。ときめきは穏やかでも、会うと落ち着く。話すと自分らしくいられる。相手の考え方に尊敬がある。こうした感覚があるなら、関係は育つ可能性があります。

反対に、条件は合っていても、会うたびに心が硬くなる、相手に本音を言えない、尊重されている感じがないなら、それは無視しない方がよい違和感です。

恋愛感情を、最初から完成しているものとして扱うと、婚活はとても苦しくなります。出会った瞬間に強く惹かれないなら違う、という判断だけで進めると、安心できる相手を見落とすことがあります。一方で、好きではないのに条件だけで進めると、結婚が自分への説得になってしまいます。大人の婚活では、感情は「あるか、ないか」だけでなく、「育つ余地があるか」を見ることが大切です。

好きになれない理由には、相手の問題と自分の防衛がある

好きになれない理由が、相手との相性から来ている場合があります。会話のテンポ、価値観、生活感、匂いや距離感、家族観。こうしたものが合わないなら、無理に進める必要はありません

一方で、自分の心が防衛している場合もあります。過去の交際で傷ついた、離婚や死別を経験した、親密になることに怖さがある。相手が近づいてくるほど気持ちが引いてしまう人もいます。これは相手が悪いわけでも、自分が悪いわけでもありません。心が慎重になっているのです。

この二つを分けないと、相手を早く切りすぎるか、自分の違和感を飲み込みすぎるかのどちらかになります。

たとえば、相手の言葉に温度がなく、こちらの話への関心も薄いなら、それは相性の問題として考えるべきです。しかし、相手が誠実に向き合っているのに、距離が近くなるほど自分の中で拒否感が強くなるなら、過去の経験や親密さへの怖さを見た方がよい場合があります。判断の精度を上げるには、数回会った印象だけでなく、会った後に自分の身体と気持ちがどう変化するかを見ることも役に立ちます。

安心感は、関係を育てる土台になる

親密性の研究では、自己開示と相手の応答が関係の深まりに関わるとされています。婚活でも、好きになれるかどうかは、相手の条件だけで決まるわけではありません。自分の話をした時にどう返ってくるか、弱さを出した時にどう受け止められるかが大切です。

最初に強い恋愛感情がなくても、安心して話せる相手には気持ちが育つことがあります。逆に、最初に盛り上がっても、安心して話せない相手とは結婚生活が難しくなることがあります。

好きになれない時は、感情を無理に作るのではなく、安心感、尊敬、会話の自然さ、生活の想像があるかを見てください。

結婚生活では、毎日を劇的に盛り上げる力よりも、疲れている時に話ができること、意見が違う時に相手を傷つけずに調整できること、生活の小さな約束を守れることが効いてきます。婚活中に見るべきなのは、恋愛感情の強度だけではなく、関係を修復する力です。約束の変更への対応、店員への態度、こちらの迷いへの聞き方。小さな場面に、その人と生活を作れるかどうかが出ます。

相談所では、気持ちの迷いを分解して考える

相談所の交際では、相手が良い人だから進みましょう、と単純に言われると苦しくなります。気持ちが動かない理由を整理しないまま進めても、後で止まりやすいからです。

Re:Start Sapporoでは、「好きになれない」という言葉をそのまま結論にはしません。相手に安心感がないのか、自分が慎重になっているのか、確認不足なのか、生活の相性が見えないのかを一緒に整理します。

結婚は、恋愛感情だけで決めるものではありません。しかし、気持ちを殺して決めるものでもありません。好きになれない時ほど、その感覚の中身を丁寧に見ていくことが大切です。そこから、続ける判断も、断る判断も、納得したものに変わります。

相談所の良さは、こうした迷いを一人で抱え込まなくてよい点にあります。友人に相談すると、良い人なら行きなよ、嫌ならやめなよ、という短い答えになりがちです。しかし婚活の判断は、そんなに単純ではありません。相手の情報、交際の段階、本人の過去、結婚への希望を重ねて見ていく必要があります。気持ちを急がせず、しかし曖昧なまま放置もしない。その距離感で考えることが、結婚への判断を乱暴にしないために重要です

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参考資料

Laurenceau et al.|Intimacy as an interpersonal process

Iyengar & Lepper|When choice is demotivating

Finkel et al.|Online Dating: A Critical Analysis

この記事を書いた人

札幌の結婚相談所 Re:Start Sapporo 婚活カウンセラー 茂野健(Kenny.S)

茂野 健(Kenny.S)
Re:Start Sapporo 婚活カウンセラー

札幌の婚活市場、地域の生活感、写真とプロフィールの見せ方、そして相談者の気持ちの揺れを一緒に整理しながら、その方に合う婚活の進め方を考えています。

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