婚活を何から始めればいいか分からないとき、多くの人はまず行動を増やそうとします。アプリを登録する、写真を撮る、パーティーに行く、相談所を調べる。もちろん行動は必要です。ただ、順番を間違えると、努力しているのに疲れる婚活になります。
婚活の始め方で大切なのは、最初に自分の状態を整理することです。結婚したい気持ちはどのくらいあるのか。どんな生活を望んでいるのか。出会いがないのか、会えても進まないのか。過去の恋愛や結婚経験が判断に影響しているのか。ここを見ないまま動くと、方法だけを変えて同じところで止まります。
最初の一週間に書き出したい5つのこと
1.結婚したい理由を、自分の言葉で一行にする
「休日を一緒に過ごす人がほしい」「これからの暮らしを二人で考えたい」など、今の気持ちで構いません。周囲に勧められた理由と、自分が望んでいることを分けて書くと、活動する目的が見えやすくなります。
2.会うために使える曜日・時間・地域を出す
平日夜、土曜の午後、地下鉄で移動できる範囲など、実際の予定を確認します。移動と休息の時間も残しましょう。札幌中心部へ毎回出るのが難しいなら、その事情も含めて活動方法を比べます。
3.無理なく使える費用を決める
入会時だけでなく、毎月の費用、写真、交通費、交際費、成婚時に必要な費用まで確認します。料金が分からない項目は契約前に質問し、総額を生活費と照らし合わせてください。
4.相手に知ってほしい普段の自分を三つ挙げる
休日の過ごし方、仕事への向き合い方、人と暮らす時に大切にしたいこと。特別な趣味や立派な経歴でなくて大丈夫です。「料理が好き」なら最近作ったものまで思い出すと、プロフィールに具体性が生まれます。
5.今困っている場面と、次に試す一つを決める
まだ出会いがないなら方法を一つ調べる。会えても続かないなら前回の会話を振り返る。条件がまとまらないなら相談する。全部を一度に変えず、今週できる行動を一つ決めれば十分です。五つの項目が埋まらなくても、そのまま無料相談にお持ちいただけます。
最初に見るべきは、出会いの数ではなく詰まりの場所
出会いがまったくない人は、出会いの場を増やす必要があります。しかし、すでに会えているのに続かない人は、数を増やしても疲れるだけかもしれません。プロフィールで止まっている人、初回で止まる人、交際中に止まる人では、必要な準備が違います。
婚活を始める前に、自分はどこで困っているのかを考えてみてください。相手を探す前なのか、会う前なのか、会った後なのか、決める段階なのか。この整理ができると、次にやることが自然に決まります。
何から始めるか分からない時ほど、行動量より診断が必要です。
たとえば、まだ結婚したい気持ち自体が揺れている方は、いきなり申し込みを増やすより、結婚への期待と不安を言葉にする方が先です。相手に会うのが怖い方は、写真やプロフィール以前に、自分がどんな関係なら安心できるのかを整理する必要があります。逆に、気持ちは固まっているのに出会いがない方は、入口を整えて具体的に動く段階です。
写真とプロフィールは、早めに整えた方がよい
婚活では、写真とプロフィールが入口になります。ここが曖昧だと、どの方法を使っても相手に届きにくくなります。写真は見た目を盛るためではなく、会った時に違和感の少ない第一印象を作るためのものです。プロフィール文は、自分の生活や価値観を相手が想像できるようにするためのものです。
特に相談所やアプリでは、相手はまず写真と文章で判断します。会う前に読まれる情報なので、現在の自分が伝わる内容にしましょう。だからこそ、婚活を始めるなら、写真とプロフィールを後回しにしない方がよいのです。
ただし、写真と文章だけを整えればよいわけではありません。自分がどんな相手と会いたいのか、その理由も整理する必要があります。
写真とプロフィールを整える過程では、自分の希望も見えてきます。どんな服装で写りたいのか、どんな言葉で自分を紹介したいのか、どんな生活を相手に想像してほしいのか。これは単なる作業ではなく、婚活の方向性を決める時間でもあります。
出会い方は、自分の課題に合わせて選ぶ
アプリ、紹介、婚活パーティー、相談所。どれが正解ということはありません。アプリは母数を広げやすい一方で、結婚意思の確認を自分で行う必要があります。紹介は自然ですが、断りにくさがあります。相談所は結婚意思の前提が揃いやすい一方で、担当者との相性や活動設計が重要になります。
自分が何に困っているかによって、合う方法は変わります。出会いの幅がほしいならアプリが合う場合があります。結婚意思の温度差に疲れているなら相談所が合うかもしれません。自分の気持ちがまとまらないなら、出会いを増やす前に相談だけして整理する方がよいこともあります。
方法を選ぶ前に、自分の課題を見る。それが婚活の始め方としては一番大切です。
札幌では、始め方に地域の条件も関わります。仕事帰りに動くのか、休日にまとめて活動するのか、車で移動するのか、中心部まで出るのが負担なのか。こうした生活条件を無視して方法だけ選ぶと、続けることが難しくなります。婚活は、始めることより続けられる設計にすることが大切です。
相談から始めてもいい
結婚相談所は、入会を決めてから行く場所だと思われがちです。しかし、何から始めればよいか分からない人ほど、相談から始める価値があります。入会するかどうかではなく、自分の婚活の状態を整理するためです。
Re:Start Sapporoでは、まず今の状況を伺います。婚活を始めるべきか迷っているのか、アプリで疲れたのか、写真やプロフィールに不安があるのか、再婚や死別後で慎重になっているのか。人によって最初に整えるべきことは違います。
婚活は、急いで動けばよいわけではありません。順番を間違えないことが大切です。自分の状態を知り、入口を整え、合う方法を選ぶ。その順番で始めると、婚活はずっと落ち着いて進められます。
相談の場では、今すぐ入会するかどうかよりも、次に何をすればよいかが見えることを大切にしています。写真を撮るのか、プロフィールを直すのか、アプリを続けるのか、相談所で進めるのか。最初の一歩が具体的になるだけで、婚活への不安はかなり軽くなります。
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この記事を書いた人

茂野 健(Kenny.S)
Re:Start Sapporo 婚活カウンセラー
自身の25年にわたる結婚生活と婚活・再婚経験を生かし、プロフィールづくりから交際中の課題整理まで伴走します。東京都出身、札幌在住。全国から北海道までの婚活事情と相談現場の知見をもとに、本記事を執筆・監修しています。
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